品川キヤノンSタワー「デジタル侍」高野潤「天空のインカ」http://cweb.canon.jp/event/gallery/
田町PGI石元 泰博 作品展 「On The Beach」
http://www.pgi.ac/
清澄SHUGOARTS「米田知子モノクロームの仕事」「荒木経惟色淫女」
http://www.shugoarts.com/jp/index.html
京橋ツアイトフォトサロンマイケル・ケンナ「Retrospective
http://www.zeit-foto.com/exhibition_j/now_holding.html
と、一気に見て回った。米田知子、荒木、ケンナの写真は結構な高値(20〜180万円)ながら7〜8点は売れていた。
ケンナの限定写真集を購入。切り取って額装してもいいくらいだ。
ワークショップを始めて丸3年がたった。少人数ながらこれだけやっていると、受講してくれた人数は150名を軽く越している。
150名ともなれば立派なメディアにもなる。昨年からずっと考えていた写真家のビューイングをワークショップ終了者を対象に行ってみた。
ここでいうビューイングとは、作家本人にオリジナルプリントを解説つきで見せてもらう行為のことだ。額装状態で見るのではなく、生の写真をテーブルに広げて見せてもらう。
本来のビューイングとはギャラリーが販売を目的として行うものだが、僕の考えとしては、もちろん販売もあるが、見るほうはお金を支払って写真を見て、作者はお金を受け取ることによって責任をもって解説しなければならない状態を作りたかったのだ。
「見せてやる」「見せていただく」の関係ではなく聞きたいことをなんでも聞けるようにしたかったのだ。
第1回のゲストとして普後均氏を迎えた。普後さんの代表作「暗転」と「フライイングフライパン」のシリーズ全てを見せてもらった。
実は普後さんは同じ米沢の生まれで、普後さんのお兄さんが経営する写真屋さんには高校時代お世話になっていた。
普後さん自身と直接知り合えたのは数年前からだが、作品はずっと以前から見ていた。「フライイングフライパン」のシリーズのオリジナルをワークショップの人達に見て欲しくてお願いしたのだった。
集まった15名は作品を見て、普後さんの写真に対する考え方や具体的な制作方法について聞くことができた。普段写真展では聞きづらい質問にも丁寧に答えてもらえる。
作家が何を考えて、どうやって作品にまとめているのかをダイレクトに聞けることはなかなかない。
作品を見る新しい形として、これからもビューイングは続けていきたいと思っている