目が悪くなって本が読みづらくなってから、とんと本屋さんに行かなくなってしまた。以前は毎日、多い時は2軒も3軒もはしごしていたのに。
久しぶりに本屋にいったら好きな漫画が平積みになっていた。山田玲司「絶望に効くクスリ」、とりのなんこ「とりぱん」
両方とも沁みそうな本なので購入。
漫画といえば吾妻ひでおが『失踪日記』で漫画賞を総なめ。昨年一番衝撃を受けた作品だったので受賞は身内の出来事のように嬉しかった。
・第9回 文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 大賞
・第34回 日本漫画家協会賞 大賞
・第10回 手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催) マンガ大賞
僕らの世代において吾妻ひでおの存在は大きい。決してメジャーではないのだが尊敬をこめて「ビックマイナー」と呼ばれていたのだ。
飲み屋で彼の受賞話になり、勝手に祝杯を上げた。
写真界のビックマイナー尾中浩二の新刊写真集「GRASSHOPPER」の評判がいい。http://onaka.mods.jp/
口コミで「今度の尾中はいい」と伝わってくる。最近では珍しいことだ。
ギャラリー冬青に行ったときに購入。表紙のデザインがいい。中身は「またたび」のカラー版だ。ずっしりと重い尾中浩二の色が印刷できれいにでている。
6月18日には出版イベントもあるそうだ。http://onaka.mods.jp/books/grasshopper/polepole.html