リクルートが主催しているタイムトンネルシリーズ、鋤田正義写真展「シャッターの向こう側」を見に行った。
http://event.japandesign.ne.jp/news/6876060428/
1970年から80年台にかけて音楽や広告で活躍したカリスマ的な写真家だ。展示してあるポスターや写真を見ているとその時の自分を思い出してしまう。懐かしさもあるが、未だに写真として古びていないし新しさすら感じてしまう。
広告の写真もいいが、ニューヨークで撮られたモノクロスナップに写真家としての力を感じる。
タイムトンネルシリーズは毎回いい人選をする。
銀座八丁目から一丁目へ。昨年に続き田所美恵子針穴写真展をポーラミュージアムアネックスでやっている。http://www.pola-ma.jp/schedule/pop0505_02.html
今回の目玉はパリの風景ではなく静物写真。エイトバイテンのフィルムを使ったピンホール写真は写真とは形容しがたいものに仕上がっている。
ピンホール写真はボヤボヤした甘い描写だと勘違いしやすいが、田所さんの写真はピントがあるように見えてしまう。そして丸いものが丸く写っている。会場で売っていた写真集を購入。
ミャンマー展は盛況のうちに無事終了。オープンスペースギャラリーで展示するのは始めてだったが大型展示は面白かった。
「da.gasita」「ミャンマー」と展示が続いたから今度は撮影のほうに力をいれないと。