米沢牛を送ってきた。すき焼きだ。

三好和義氏の写真展 『南国の楽園 ON THE BEACH』を新宿タカシマ屋に見に行く。

ほとんどの場合写真展というのは無料なものだが、今回は入場料として600円支払う。にもかかわらず、三好和義トークショーの時間だったこともあってか、会場は超満員。人垣の向こうに写真を見なければならないほどだった。

銀塩プリントによる壁一面の超大型プリントは、その鮮やかさに目がクラクラする。

彼の写真は、まだ写真集が出る前、環境ビデオとして発売されている時に買って毎日のように見ていた。新聞社に勤めていた頃で気持ちが殺伐としてせいだ。毎朝起き抜けにそのビデオを見て目を覚まし出勤していたことを思い出す。退社後南の島へ行ったのは、多分にそのビデオの影響が大きい。

三好和義は依頼の仕事ではなく、自ら企画したシリーズを撮ることで収入を得ている言わば本当の意味での写真家だ。実はこういった写真家は珍しい存在なのだ。

ミャンマーに一緒に行った若き写真家がニューヨークのギャラリーに果敢に売り込みに行って見事話をまとめてきた。

彼から聞いたアメリカギャラリー事情は刺激的だった。「1000ドルを下回る作品を探すのが難しいくらい作品が高価格で販売されていて、ものによっては1万ドルを超えるものもエディション全てが売り切れていた。ギャラリーの内装はまるでホテルのレセプションのようで、天井が高く広い。セキュリティが玄関に立っているようなところまであった」

アメリカにお金が集まっている話はよく聞くが現実に富裕層が大型作品を買っていくそうだ。夢物語のような世界が現実に存在するのだと思うとワクワクするではないか。彼のニューヨークギャラリーデビューが楽しみだ。その時は行ってみたいな。

その彼も参加する写真展を、来週11日木曜日から新宿野村ビル1Fギャラリーで開きます。

「旅するアジア ミャンマー2005」昨年12月にミャンマーに行った10名での展示です。アジア好きは是非。アジアの全てが詰まってます。http://blog.livedoor.jp/gallery2c/archives/50784274.html#trackback