「旅するカメラ」の昨年下半期の印税通知がきた。何部出荷して、何部返本されてというデータがあり、印税額が記載されている。
「夢の印税生活」ということばがあるが、振り込み額を見ると、印税で生活するのは夢のような話だ。
でも発売してもう3年目なのに、まだ売れているのは嬉しい。最初の写真集は実質3ヶ月で出版社倒産だったのだから。
来週から写真展が始まる。もう準備はすんだのに、なんだかソワソワする。毎回毎回、写真展をやる度にテンションが上がり、終わると腑抜けのようになってしまう。そして必ず「もうし、ばらくは写真展はいいや」と思ってしまう。
でも3ヶ月もたつと、もう次のことを考えてしまう。写真展は、一度やってしまうと癖になるようだ。
アユミギャラリーでやっているグループ展のパーティに出る。出展者が皆嬉しそうな顔をしている。彼らは11月にもう一度グループ展をやって、その後は各自個展を考えているようだ。
やっぱり写真展は癖になる。