豚のしょうが焼き、春雨と豆腐のスープ、四川煮物

重慶に行く前に「これを見て行くといいですよ」と1枚のDVDを貸してもらった。

「ションヤンの酒家(みせ)」http://www.herald.co.jp/official/syonyan/index.shtml

重慶の屋台街を舞台にしている。行く前は時間がなくて見る事ができなかったので、帰国してから見ることになった。久々に液晶プロジェクターの出番だ。

冒頭から屋台街の様子に引き込まれる。暗くて重く立ち込める雲の感じは、見てきた風景とまるで同じだ。映画としても面白い。重慶熱が高まる一方だ。

PX7500で出力したモノクロプリントはちゃんと黒が出る。インクジェットでモノクロ出力をしたことのある人ならわかるだろうが、あたりまえに黒が黒に出ることは今までとても難しかった。それがなんの設定もなしにできてしまう。

四つ切のプリントをスキャナーで読み込み、モノクロモードの「ウォームトーン」で出力したポートレートは、作品レベルの仕上がりになっていた。

ただし、カラーで出力すると、どのプリンタープロファイル選択してもモニターで見たときよりも濃度が浅くなってしまう。そのへんの摺り合わせに時間がかかりそうだ。

先週撮影した陸上の為末 大をカラーネガプリント。5Dで撮影して昇華型プリンターのオリンパスP400で出力したものと、645のネガプリントはほぼ同じ仕上がり具合になった。

20Dではどうしても超えられなかった、顔のハイライトのグラデーションがちゃんと出ている。またシャドー部の色の浮きがほとんど感じられない。

カメラといい、プリンターといい、デジタルはすごいことになっている。