今日の撮影は雑誌の対談ものだった。
せっかくいい場所をセッティングしてもらったのにあいにくの雨で外での撮影は無理になってしまった。
ブローニーのネガを予定していたが条件が厳しそうなので全てをデジタルで撮影することにした。
EOS20DとファインピックスS9000を用意したが20Dのモニターで確認したところきちんと写っていたのでS9000では撮らなかった。
アシTが「押さえはどうしますか?」と聞いてきたが「大丈夫だろう」とそのまま終了してしまった。645ネガとS9000の併用は調子よかったが、20DとS9000の併用はどういうわけか難しい。
ノートパソコンを現場に持って行かなかったので、事務所に戻ってから処理をした。
ところが2枚目のCFカードをパソコンに読み込もうとしたらカードのデータの中身ががまったく空っぽだった。
ファイルはあるが内容が0バイト。レキサーのカードだったので復旧ソフトを入れてみる。
頭は真っ白。久々の冷や汗。「ある。絶対あるはずだ」と自分に言い聞かせてパソコンを睨んでいた。
数分後復旧は終了。おそるおそるカードを開けてみると二つのファイルのうち一つにデータが戻っていた。しかし最後の2カットが入っていると思われるファイルには、やはり何も入っていない。
幸い最後の2カットは商品の撮影だったので撮り直しがきくものだった。確認が済んで被害が最小限だったことにほっと胸をなでおろした。
やっぱりデータは恐い。今までデータが飛んだ経験がなかったため甘くみていた。
やはりもう一台デジカメが必要か。