来週から急遽インドネシアへ仕事で行くことになった。
また機材で頭を悩ますことになる。海外の撮影となると、いつも余計なものを買い込んで後で後悔することになる。手ブレ補正レンズがいい例だ。三脚を持っていきたくないばかりに買って、戻ってくるとすぐに売ってしまう。で、またすぐに欲しくなる。
今回はファインピックスの新型FinePix S9000が欲しい。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2005/08/22/2123.html
でも帰ったら飽きるのは目に見えている。
デジカメで撮ってプリントすると、人の肌がうまく出るときと、なかなか出ないときがある。
きちんとライティングを組んで撮影しても肌色が転んでしまう。
近頃ひとつだけ気がついた。色の転びはカメラの差よりも光源の差が大きいようだ。
大型ストロボと連続点灯型のHMIでは同じようなものだが、HMIで撮影したほうがはるかに肌色が出やすい。
ストロボもHMIも太陽光も、同じ色温度5000ケルビンなのだが性質に違いがある。
HMIが一番使いやすい。次に太陽光、ストロボは色出しが一番難しい。
HMIとストロボで、同じライトボックスを使って撮影した結果大きな差を感じた。
おそらくEOS5Dを買うより、もう一灯HMIを買うほうが実践的な気がする。
昨日はストロボ、今日はHMIを使っての撮影だった。同じようなライティングで撮影して同じようにA4にプリントすると、HMIの方が結果が断然いい。シャドー側の色の変化がストロボに比べてはるかに少ない。
感度400で撮影したものにフォトショップでノイズを3パーセント加える。モニター上の100パーセント等倍で見るとザラザラに見えるが、プリントするとそのノイズが立体感を生む。ノイズ無のプリントは顔が能面のようになってしまうのだ。
ノイズは使いようだ。