デジカメでのホワイトバランスの問題を解決する手段としてメールをいただいた。有効そうなツールなので紹介しておきます。http://www.kpsnet.co.jp/body/origi/origib/qpcard/qpcard%20201.html
問題は、グレースケールにせよ、カラーチャートにせよ、基準となるボードが平面なため、撮影ポイントからのアングルだと上手く光をとらえられないことだ。ボードが反射をおこせば補正時に問題がおきてくる。
顔は立体なのだから、本来は基準になるものも立体であるべきなのだ。
今日の撮影は元CCガールズの青田典子。神宮絵画館での撮影なのだが、日差しが強烈で身を隠すところがない。
試しにカラーメーターで測定してみたら色温度は5500ケルビンだった。5200ケルビンを基準にすれば若干青いが、誤差のうちだ。
日陰はというと、場所によっては10000ケルビンと出た。しかし、実際にはそんなに青くない。
結局いつものようにホワイトバランスの設定は「太陽光」にセットした。日陰で撮影するのだがホワイトバランスを「曇り」にはしない。
フォトショップで開くと、ほんの少し肌の赤みが強い。その赤がうまく取れない。黄色を足して補正する。
数百万円するプロ用のビデオカメラは、ホワイトバランスの補正が簡単に正確にできるらしい。ビデオカメラマンがデジカメを使うと、ホワイトバランスの悪さに驚くようだ。
もしかして、デジカメも値段が高い機種ならばこんな苦労はないのかもしれない。EOS5Dじゃ無理か?