手打ちうどんで、うどんすき。旨すぎて食べすぎる。

デジタル撮影で一番やっかいなのが「ホワイトバランス」だ。白いもの(無彩色のもの)が白く写るようにするのが撮影の基本となる。

フィルムの時は、1枚1000円近くするゼラチンフィルターを数十枚持っていて、それを状況に応じて使い分けていた。経験によって、どのフィルターがいいかをを決めていたのだ。

ところが、デジカメでは、それをカメラ内の設定で行える。一見便利なのだが、それがなかなか上手くいかないのだ。

白いもの(無彩色のもの)をカメラで写し、それが「白」だとカメラに認識させたり(一眼レフのデジカメにはそのような設定がある)カラーチャートを写しこんでおいて、パソコン上で補正したりと色々試しているが決定的なものはまだない。

太陽光、蛍光灯、ストロボなど、発光体の光源の温度によって色が決まる。それを「色温度」として表している。色温度の変化が色の変化の原因になるわけだ。

その色温度を直接計って、カメラに入力してやればいいのではないだろうかと、前々から考えていた(EOS20Dには色温度の数字「ケルビン」を入力できる設定がついている)。

光源の「色温度」を測定する機械、ミノルタ製カラーメーターを買ってきて早速試してみた。理論上は完璧なはずである。

結果は… やっぱり上手くいかない。なるほど、どのデジタル本にも書いていないわけだ。

ただ、使っているストロボや他の照明器具の色温度を知ることで設定はやりやすくなるはずである。

カメラとパソコンが急激に進化(変化)し続けているため、一度培った経験がすぐに役に立たなくなってしまうのだ。