体重は1キロ減っただけ

朝ヨーグルト、昼お蕎麦、夜少なめアルコール抜き。

という生活を10日続けたら身体に変化が出てきた。まず疲れない。歩くのが平気になった。今日も中野まで30分の道のりを歩いた。

中野での用事が済んだところへギャラリーパストレイズから「馬場さんのプリントが用意できた」と連絡があった。横浜では遠いので、丸の内パストレイズで引き取ることにしていたのだ。中野から東京駅までは電車で一本、早速引き取ることにした。

丸の内パストレイズは、取り壊される予定の八重洲ビルの地下に、来年5月までの期間限定でオープンしている。以前レストランがあったところだ。広くて雰囲気がいい。

馬場さんのプリントを確認して引き取る。早くじっくり見たい。額はどうしようか。木製でもいいな。

そのまま銀座へ。「銀一」でEOS5Dの予約を入れる。10月中旬になりそうだという。

そこから銀座ニコンサロン歩く。銀座ニコンサロンは場所が変ってから足が遠のいていたところだが、編集者のタカザワさんが「とてもいい」とメールをくれたので行くことにした。

中込 コイチ写真展「ストリートプレッシャー 」http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/exhibition/2005/09_ginza-1.htm

会場は20数枚の大型インクジェットでプリントされたモノクロ写真が並んでいた。内容もさることんがら、大きさがとてもよかった。ストリートの緊張感が見えてくる。すれ違いざまの一瞬を掠め取るのだが、中込さんの写真に暴力性は感じない。大げさに言えば愛を感じるのだ。

作者に話を聞いたら、やはり先月日記に書いたストリートスナップの鈴木さんと旧知の中だと言っていた。二人ともきちんと東京を撮っている。

会場に流れていた映画「タクシードライバー」のサントラが東京の写真にあっていた。嫌いだった銀座ニコンサロンがとてもよく見えて、思わず会場貸し出しのための申込書をもらってきた。

いいものを見たので調子付いて目黒美術館市民ギャラリーに「第4回プリンターズ展」を見に行く。写真のプリントを専門に職業にしているプロフェッショナルプリンターたちの集まりで、一人の写真家の同じネガを、それぞれの解釈でプリントしている。プリンターの解釈によって表現される意図すら変ってくる面白さがある。

「この焼き方好きだな」と思うと必ず「大場あすか」と名前があった。トーンの好みが一緒のようだ。一度プリントをお願いしてみたくなった。