風呂上りのメロン。

EOS5Dの予約を入れようと『銀一』に電話したが、まだ入荷日もなにも決まっておらず、値段もはっきりしていなかった。

実は、発売直後の新製品の値段が一番安いのは、『銀一』だったりする。ヨドバシで買うより安く、しかも早く手に入る。

でも近頃はカメラやレンズに対する執着はほとんどなくなってきている。あれほど通った中古カメラ屋もめっきりご無沙汰だ。

もともと飽きやすい体質なのにピンホールまでいってしまって「カメラはなんでもいいや」という気持ちになってしまったのかもしれない。

入力機(カメラ)に対する情熱が出力機に向かっている。引き伸ばし機や周辺機器、印画紙やプリンターは気になってしょうがない。

それと写真集と作家のオリジナルプリント。今日も所有している「ウィリアム・クライン」のオリジナルプリントを、ひとり部屋で眺めていた。買った時よりもっと好きになってきた。

ある画商の話として「買った作品があたりかどうかは、壁に飾って毎日眺めてみればいい。3ヶ月たって『やっぱりいい』となれば、それは自分にとって本物だ」というのがあった。

自分の写真も同じで3ヶ月壁に飾って毎日見て、それでもいいと思えたら、世の中の評価を気にしなくていいわけだ。