刺し身の盛り合わせ。鳥なんこつのから揚げ。

新装になった銀座小柳画廊に「ダイアン・アーバス」を見に行く。銀座小柳画廊は1階から8階に移り広くなった。

ダイアン・アーバスは昨年大型の写真集が出ている。過去の作品を網羅したものでフリークスのシリーズしかしらなかった僕は膨大な量の作品に驚いた。どれも質が高い。テクニシャンでもあった。

今回は専任プリンターの手によるプリントで18点が展示されている。中には有名なイメージもある。価格は1点100万円前後で一番安くて60万円だった。アーバス自身が焼いたプリントならば1点1000万円以上する。

見ていたら小柳画廊のオーナーの小柳さんが色々説明してくれた。昨年発売された写真集は世界中を回るアーバスの大回顧展のためのカタログで現在はNYメトロポリタン美術館で行われている。日本での開催は考えられていないそうだ。NYに行ってみたい。

ギャラリーでは「杉本博×ソフィー・カル」のコラボレーション展もやっていた。おまけがとてもおいしい。

撮影でキヤノン1D-Mark2をレンタルした。1泊2日で2万円。20Dと比べてみたかったのだ。結果は値段分だけあると感じた。極論すればこれ1台で仕事は何でもできる。50万円は安いと思う。

目の中に糸くずのような浮遊物が漂う。飛蚊症というやつだ。心配になって小田原の眼科にに行く。心配のないものと診断されてひと安心。だが目の前にチラチラするのは非常にじゃまくさい。どうも神様は写真を撮る最低の視力しか与えてくれないようだ。

新風舎のコンテストの件ではたくさんの方から情報を頂いた。入賞で出版権をとられるのはやはり困るので、事務局に賞を辞退する連絡をいれた。まだなにも決まっていない状態だがしかたがない。もう一度最初からやり直しだ。