大根と牡蠣のお鍋。

写真家の横木安良夫さんから本を送っていただいた。氏の最新刊「デジで本」。http://alao.cocolog-nifty.com/dizidehon/

プリンターの性能がここ1年で飛躍的に上がった。もう個人で写真集を作ることができる時代なのだ。そのノウハウを一から説明してくれるのが「デジで本」だ。アマチュアで写真を楽しんでいる人はもちろん、プロがブックを作るときの大きな手助けになるはずだ。

写真集という形は写真を見せるときに説得力が違う。サイズ、セレクト、ページ立て、作者のイメージが大きく反映できる。僕自身も手製の写真集を作っている。「TOKYO」のシリーズはそれによってたくさんの人に見てもらった。

写真集を作ろう!

田原桂一「光の彫刻」東京都庭園美術館。クリスマスカップルで大盛況。

石灰岩、アルミ、ガラス、布を印画の支持体にしたシリーズ、光のオブジェ、そして初期の「窓」など田原桂一の全仕事を見ることができる。

「窓」のシリーズをたっぷり見ることができた。僕としては石や金属に印画されるよりやはり印画紙がしっくりする。

「窓」のイメージは白岡順とだぶるが、田原桂一は年とともに変化していく。変わらない白岡順との違いに思いをめぐらす。

夜、アラーキーの撮影。編集部からのクリスマスプレゼントだ。娘からは「クリスマスの夜にいないなんてシンジラレナイ!」と言われたが。

撮影は夜の新宿、地下道の入口。モノクロで645、レンズは標準。ブレてもいい覚悟で手持ち撮影。30分の1秒、絞り開放。

何度もメディアで見ているせいか始めてあった気がしない。もっと話を聞いていた方がテレビの取材が入り退散。

来年1月の「荒木×森山」展のための取材だった。ということで年明けには森山大道を撮影する。

今度はお年玉だ。