気仙沼からサンマが、米沢からは牛肉が届く。

暗室開放のときに、またモンゴルの写真を見せられて、自分のなかではモンゴルがかなりのウェートを占めてきた。

朝のテレビ番組を見ていたら映画の紹介コーナーがあって、そこで「らくだの涙」というモンゴル映画を取り上げていた。http://www.klockworx.com/rakuda/index.html

13時からの回を見ることができそうなので渋谷の文化村ル・シネマにいってみた。

ストーリーは一応あるのだが、ドキュメント映画に限りなく近い。出演している俳優はすべて遊牧民。でもカメラをまったく意識していない。

モンゴルと言うと羊に馬というイメージが強かったが、ラクダも非常に大事にされているようだ。地味なモンゴル映画なのに、意外なことに50歳代以上の観客で映画館はほぼ満席だった。

90分と短い上映時間だったが、押し付けがましくなく、お涙頂戴でもなく、とてもいい映画だと思う。

風太郎が来て、はじめて「ジジババ」の孫に対する気持ちがわかった。以前の小太郎の時は厳しく躾けようとしたが、今はなんでも許してしまう。

ああ、ジジババというのはこの感覚なんだな。