鰯の南蛮揚げ、新ジャガと大豆の煮物。沖縄味噌

打ち合わせの後新宿で降りる。フラフラと吸い寄せられるように足は「カメラのキムラ」に向かう。スーパーアンギュロン65ミリf8を確認するまでは落ちつかない。

メールでの情報で、あるのはわかっていたのでニヤニヤと階段を上がっていったら、なじみの店員に見つかる・「なんか探してるかんじだねえ」さすがスルドイ。

スーパーアンギュロン65ミリf8を見せてもらったら、自分の持っているものとなんか感じが違う。まず鏡胴がシルバーではなく黒い。手にとってみたらシャッター周りが大きい。よく見るとコパル製の0番シャッターが付いている。ということはシャッターをオープンにすることが出来るわけだ。「00番シャッターの他に極少数0番シャッターを組み込んだモデルがあったんだよ」と教えてもらう。

ただでさえ希少なレンズの中の希少なシャッター。即購入決定。4万4千円だった。これでもう生涯スーパーアンギュロン65ミリf8には困らずに済む。フィルムがなくならない限りだけど。

これまたライカRスーパーアンギュロン21ミリf4がラッキーカメラにあるという情報がメールで届いた。一応視察。15万円以上なのであきらめる。程度はよかった。

こう書いているとなんかバカみたいだな。しょうがない。自分に「なんか欲しい波」が来ているのが分かるのだ。これはストレスともいう。帰りにコニカミノルタギャラリーに寄る。

暗室でデイズフォトギャラリーワークショップ用の提出プリントを5枚焼く。バライタ、アグファウォームトーン。今回は黒いトーンのシリーズだ。家に帰ったら修理に出していたM3が戻ってきていた。巻き上げクランクだけの修理を頼むつもりだったのに、あれこれ不具合がでてきて。ファインダー清掃、シャッター幕交換、シャッター調整が必要になった。しめて8万4840円。高かったが仕上がりは上々。まるで新しいカメラを1台買ったような気分だ。