ゴーヤチャンプル、餃子、具沢山みそ汁。

お笑い芸人の「インパルス」の撮影があった。

新宿ルミネよしもとの楽屋でインタビュー。その間に別の場所にセットを組む。ストロボをダイレクトに1灯用意。そのままではコントラストがきつすぎるので穴を開けたボードから光をこぼす。こうすることでライトの芯をはずすことが出来る。

お笑いが好きで「エンタの神様」や「はねるのとびら」は毎週欠かさず見ている。そのなかでもインパルスは一番のお気に入りだ。こういうとき、ちょっとだけカメラマンでよかったなと思う。結構ミーハーだったりする。

時間さえあれば写真展のプリント。50センチ×60センチのカラープリントは一枚のOKプリントを作るのに2時間かかる。それに1枚あたりの単価は600円になる。失敗するたび「牛丼」2杯が飛ぶわけだ。失敗プリントの山は見ないことにしている。

誰にも頼まれない写真を、決して安くないお金をかけて、膨大な手間をかけてプリントしていく。写真展をやるたび馬鹿じゃなかろうかと思う。いつもこれで最後にしようと思う。

でも終わって1年もするとまたやりたくなってしまう。中毒みたいなものだ。