かっぱ寿司に行ってみた。う〜ん。

1週間ぶりです。今日帰ってきました。

向こうでメールのチェックや、あわよくば日記の更新ができるかと思っていたのに、パリで見たどのパソコンにも日本語のフォントが入っていなかった。

成田空港は行きも帰りも人手が多く、SARSの影響はもうまったくないようだ。飛行機の席も満席。チェックインの時に手荷物で持ち込もうとした機材一式が、重量オーバーで機内預けを要請された。16.5キロもあって当然といえば当然なのだがそこは譲れない。今回はラッキーにもビジネスクラスだったので融通がきいて持ち込むことができた。

チューリッヒからベルン、ジュウ渓谷。パリに5時間かけてTGVで移動してその後空路でニースへ。今回は超高級時計メーカーの撮影なのだ。ニースは、そのグループ総帥の別荘での撮影だった。移動移動で夕飯は毎日10時過ぎ。でもパリは、今の時期日没が9時半過ぎなので、10時からの食事が遅いという感じがしない。気温は毎日30度以上あった。

行くまではスイスだパリだと浮かれていたが、なんでも一人でやらなければならないわけだから撮影は大変だった。あわよくばプライベートの写真も… と考えていたがそんな時間はどこにもない。最終日、6時間くらいのフリータイムがあったが、連日の疲れで腰が痛い。重いものはやめにしてコンパクトカメラのリコーGR1だけを持って歩いた。

最初にパリの写真美術館へ。東京でいうなら「原美術館」のような感じのところ。「サラムーン」の大がかりなものが展示してあった。ここはとっても落ち着ける。そこから歩いて10分、バスティーユ広場を北に上がったところに中古カメラ屋が軒を連ねる。

今1ユーロ140円以上での換金だから日本より物価が高く感じる。7,8件をひやかしてみたが掘り出し物はなかった。唯一心動かされたのが旧型の大判用スーパーアンギュロン75ミリ。150ユーロ。見せてもらったがカビがレンズ内に繁殖していたのであきらめた。世界中どこでも中古カメラ屋のオヤジ度数は高いようで、ショーウィンドウのガラスには、お約束のおでこと鼻の脂の跡がついていた。

土曜日なので道端では蚤の市もやっている。というよりガラクタ市。怪しげなものがたくさんある。カメラも多いがどれもちゃんと動きそうにない。

パリを19時に出て、11時間半かけて14時に東京着。帰りの便では映画「タクシー3」を見た。ぐっすり寝ることができて体調はいい感じだ。