たらのめの天ぷら、おかひじき、ウドの煮付け。

撮影のドタキャンが続く。撮影対象者の親族の不幸だということだ。しょうがない。

昨晩は久しぶりに飲みに出る。6時に友人と待ち合わせ、中野の串焼きやで一杯。河岸を高円寺の「洗濯船」に移して飲む。はっと気がついたら12時はとっくに過ぎていた。まるで時間のマジックにかかったようだ。

マスターが店に来ていた一年後輩にあたる太陽賞受賞写真家O氏を紹介してくれる。O氏の写真集も持っているし、写真展も見に行ったことがあるが実際会うのは始めて。話してみると共通の知り合いはたくさんいた。

今日は打ち合わせやら納品やらで都内をぐるぐる回る。今週は高級外車ベントレーを撮らなくてはならない。明日は伊豆に行く。来週からはある雑誌のホテル特集撮影のため忙しくなりそうだ。帰りにヨドバシカメラによってシノゴのフィルム、35ミリのフィルム、フォトラマをゴソッと買出し。5万5686円也。

6時からニコンサロンで當麻妙写真展「Tamagawa」のオープニングパーティ。彼女は「季刊クラックカメラ」の編集者だったが、今回の写真展をきっかけにカメラマンとして独立する。「Tamagawa」は多摩川の土手沿いをニューマミヤ6で撮り歩いているシリーズで、河川敷の遠景の中にいくつものドラマを見ることができる。

プリントが不思議なテイストで、ネガプリントにしてはクリアだし、ポジプリントにしては柔らかいし。

実はロクロクのネガをスキャナーで読み込み、エプソンの顔料プリンターで出力されていたのだ。同時発売の写真集もデータで入稿しているという。

パソコンを持て余しているこちらに比べ、新しい写真家登場という感じである。新宿エルタワー、新宿ニコンサロンにて。5月19日月曜日まで。