一年ぶりにパチンコをやったら千円で2万円。ヤッタ!

金曜日から銚子へ潮干狩り。

銚子に住む友人が編集するムック本、「海で遊ぶ」の企画の撮影。とはいってもカメラマンはNYから一時帰国しているI君が担当し、僕等夫婦はモデルとなる娘の付き添い。

土曜日の午前中の撮影だったが風が強く寒い。どうなることかと思っていたら、案内人の地元の人が、風の弱くなる場所を教えてくれた。海沿いに旅館を経営している彼は、この辺の海のことを知り尽くしていて、磯に出るやあっという間に貝やウニ、魚を捕まえてしまう。こういうのは素直に尊敬してしまう。カッコいいね。残念ながら今日はタコのいる場所までは風が強くていけなかった。引き潮でタイドプールができると、ヒラメもつかまえられるらしい。

晴れたり曇ったりの天気の中、貝をとったり箱眼鏡で海をのぞいたり牛乳瓶をつかった釣りをしたり、というシーンをどんどん撮影していく。パンツまでぬらして写真を撮っているI君を見て「カメラマンってたいへんだなあ」と感心する。

2台の一眼レフカメラをたすきがけにして、肩からは水中カメラを下げ、海のしぶきを受けないようにタッパーに替えのフィルムを入れ、子ども2人を相手に飽きさせないように言葉をかけ、レンズを交換したと思ったらフィルムを詰め替え、水中カメラを取り出して海面ギリギリに腰をかがめ、子どもの目線に合わせるためには磯にはいつくばる。人の撮影を見る機会と言うのはめったにないので貴重な体験。ベテランカメラマンの仕事を見せていただきました。

手際よく撮影がすんだのでお昼からは自由時間がとれた。僕もその辺の磯でシャベルをザクザクとやって貝を探す。たまにアサリが見つかると楽しい。2時間くらいその辺をホジホジしていた。何人かで小さいバケツに半分くらいの貝やウニがとれる。子どもたちはヒトデに夢中。どうしても持って帰るというのを勘弁してもらう。あさりは翌日のお味噌汁になった。

打ち上げは魚屋さんがやっている居酒屋。刺し身のうまいことこの上なし。もしカメラマンで来ていたら撮影後の上がりが気になっておいしさも半分と言うところだが、今回は思う存分いただく。カメラマンの大変さを認識した一日だな。