友人がきたので、韓国チヂミなど粉物を焼く。

昨日買ったモナコキャリブレーションツールの威力は抜群だ。

いままでどうしてもモニターで見た色が出なかったキャノンのプリンターピクサス950iが、きちんと見たままの色で出るようになった。特に難しいとされるモノクロ画像の出力も安定している。これでデジタル出力のストレスが飛躍的に解消された。

こうなるとエプソンのプリンターPM4000PXやら、ニコンのフィルムスキャナー8000EDとかも欲しくなってくる。ここまで来るのに、デジカメD60に30万円、パソコンに40万円、プリンター、スキャナー、付属品に15万円、ソフトに10万円、モナコなど周辺機器に10万円、その他計110万円くらいかかっている。それでもまだ足りない。買ったそばから新製品が出てしまう悲しさ。

ハードやソフトの性能をすべて出し切ることなど不可能に近い。だいたいこの年になると、説明書を読むのが億劫になってくる。しかもこの頃はPDFファイルになっていて、紙の説明書がついていないことが多い。モニターで細かい字を見るのは面倒くさくてかなわない。

投資した機材のもとを取りたいのだが、いまだ目処はたっていない。テストプリントの山だけが机の上に積み上げられる日々だ。

今日は昨日のプリント日。ハッセルで撮ったカラーネガを四つ切りにプリント。コダックスープラの印画紙で硬めに仕上げる。一枚のOKプリントを作るのに、覆い焼きや焼きこみを繰り返して何度も焼きなおす。こんなアナログな仕事ができるのも、後数年かもしれないな。