米沢風お雑煮を鍋仕立てで。

風は冷たいが、日差しは春そのもの。IPPFプロ写真機材ショーに行ってきた。主催者から開催のお知らせが届くと、そろそろ春だなあと感じる。

今年のテーマは「CMS」、デジタル機器のカラーマネージメントだった。最近のIPPFはカメラ機材よりデジタル機器のほうがはばをきかせている。正面入り口前のブースは長い間コダックの指定席だったが、今年はエプソンが出店していた。新しいプロ向けシステムの説明には黒山の人だかりができていた。

キャノンのブースもデジタル一辺倒で、銀縁カメラは一切展示していなかった。当然EOS10Dがメインで、これまた新発売の17-35ミリF4ズームが付けられていた。触るのが大変なくらいの混雑ぶりだ。触った印象は、とにかくピントの合焦速度が速い。選べる測距点も大幅に増え、動くものに対する追従性もEOS-1Nに劣らない。それでいてD60より10万円も安い。D60の不満点は、唯一ピントの精度が悪いということに尽きるので、それはないんじゃないのと思ってしまう。

デジタルカラーマネージメントのセミナーでは、大学時代の同級生望月宏信が講演をしていた。参加費は1万円。彼はデジタル黎明期から積極的に取り組んでいて、今ではデジタルを語るときには欠かせない人になっている。実はゼミや授業が別だったためか、大学時代の彼を全然覚えていない。有名人になってから友人から「同級生だよ」、と言われ驚いた覚えがある。

銀塩関係は、ハッセルのH1が目立ったくらいですっかり影が薄い。大型カメラやストロボメーカーなどは展示規模が小さくなり元気がないように見える。以前はこういった普段手に触れることのできない機材の説明を聞くのが目的だったのに。デジタルだらけの展示は見ていて疲れる。

暗室に戻りパソコンで画像出力のテスト。フォトショップ7.0の修正ツールはすごい。面倒な手順をふまなくても簡単に使える。しかしプリンターから出てきたプリントの色はモニターの色と大幅にかけ離れていた。どうやって調整すればいいんだろう?