鳥鍋の後の雑炊に、パルメザンチーズをたっぷり。

暖かな一日。

昨晩頼んでおいた現像所のピックアップ便がなかなか来ない。11時まで待っても来ないのでしょうがなく暗室へ。昨日の後片付けをしてから現像所へ立ち寄り、高輪プリンスホテルへ。庭の見えるレストランでの撮影。ここは春には満開の桜が窓一杯に見える都内でも有数の穴場らしい。ただ、今はまだ冬。外の木々も寂しい。

2本目、西麻布のイタリアンレストラン「バンビナッチョ」。イタリア語でバンビーナは子ども。バンビナッチョは「ワルガキ」。店名そのまんまの28歳シェフと29歳ソムリエオーナーのお店。イタリア料理激戦区の西麻布で堂々と勝負している。インテリアのセンスがいい。

料理が二品。うち一品はなんと「イチゴのリゾット」。イタリアではお米は野菜、イチゴと組み合わせてもなんの不思議もない。でも日本人には不思議な食べ物に見える。試食できなかったのがちょっと残念。シェフのポートレートは当然「ワルガキ」ぽく撮った。

先週からの流れがずっと続いているのでちょっと疲れ気味。こんな時はきまって新聞社時代の夢を見てしまう。現場に遅れそうとか、カメラが故障してジタバタしているとかの夢だ。目が覚めてほっとする。悪夢まではいかないが気持ちのいいものではない。どうしてもあの頃を引きずってしまう。僕の修業時代だったせいだろう。もしかしてアシスタントの連中もこんな夢をみているのだろうか?

勤めていた頃、一番げんなりしたのは「張り込み」の夢。ターゲットが出てくるまで飯も食わず、トイレにも行けず、ずっと立ち尽くしている夢。目が覚めて、今度は現実の張り込みに行く時の気分といったら…。

たまにもう一度あの頃に返ってやり直してみたい気になる。でもやり直したとしてもやっぱり同じ事を繰り返すんだろうな。