某肉屋で買った餃子を焼く。日本で一番うまいと思う。

昨日とは一転して快晴。晴れた日と雨の日の天気差がはげしい。

午前中頼まれものの原稿書き。なんか作家ぽいな。こうなると一度でいいから「カンヅメ」なるものを経験してみたい。妻に言わせれば「生意気」だそうだ。原稿は4百字くらいの軽いものなのであっという間に書き終えた。ウェブサイトをやっていて良かったことの一つに文章を書きなれたというのがある。出だしさえ書ければ後はなんとかなるようになった。

今日の撮影はチーズ。愛宕山の中腹にある専門店「フェルミエ」。交通の便が良くないのにかかわらず(なにせ山を登ってこなくてはならないのだから)お客がひっきりなしに来る。

イタリアチーズを10種類ほどテーブルにアレンジして撮影。対応してくれたお店の人の、「チーズが好き」というのがこちらに伝わってくる。こういう人と仕事が出来るのは楽しい。ハッセルに100ミリをつけ、俯瞰気味にアングルを決める。ソフトボックスをつけた大型のライトボックスが1灯と、HMIにパーンドアをつけたものでハイライトを入れ、チーズのゴロリとした硬い質感を出す。

撮影終了後いろいろなチーズの試食をさせてもらう。役得だ。「パルミジャーノレッジャーノ(パルメザンチーズの親分)」の24ヶ月熟成が素晴らしかった。香りがたっていて、口に含んだ瞬間に鼻にツンと抜ける。思わず買って帰る。驚いたことに値段はその辺のスーパーで売っているパルミジャーノより全然安い。それと酒のつまみ用に「ブルーチーズ」のお勧めを100グラム。ああ、夜が楽しみ。

バンクーバーに留学?している元アシSからメール。どうやらむこうでカメラマンの職を見つけたらしい。毎度ながらSの仕事運の強さににはあきれるばかりだ。海外で働けるのはうらやましい。語学学校にいく何十倍の経験ができるだろうなあ。