ロイホのメニュー写真はおいしそうじゃない。

えい出版のKさんが写真原稿の返却に来てくれたので一緒にお昼。

「ハッセル&ローライ」の本に、SWCで撮ったNYの写真を9ページに渡り掲載してもらったのだが、雑誌自体の評判も良く、アンケートの返りがいつもより高かったと聞いて一安心。写真を載せた雑誌の売れ行きは気になる。

「今何を撮っているの?」という話しになり、「実は『東京』の写真集を作りたいんだけど写真見てもらえる」と無理やり暗室に連れて行く。

反応は上々、編集長にご相談ということになる。出版不況と言うのは重々承知、大きな期待はしていないがとりあえずとっかかりになればいい。「東京」は今50カットくらい撮ってある。後20カットくらい撮り足してなんとか形にしたい。前回も出版社探しは大変だった。また難航するんだろうなあ。

高橋克典を撮りに「緑山スタジオ」へ。「風雲たけし城」をやっていたところというと、30歳以上は分かるかな。だだっぴろいリハーサル室を用意してもらったが結局隅っこの方で小さくセットを作る。スタジオでも大きな所を借りて端の方で撮ることが多い。貧乏性なのか広いところに身を置くと落ち着かない。でも大きいところでないと撮りづらいのも事実。

今月号の『コマーシャルフォト』の表紙は佐内正史。とっても気持ちがいい。僕がいうのもなんだが上手くなったなあ。