今日から仕事始め。
とはいっても撮影自体は10日くらいから。
先月撮影した現像上がりの配達が今朝届く。3口分あるはずなのに2口しか届かない。現像所へ電話して確認したら昨年中に届けているはずとの答え。あわてて探すも見つからない。冷静に思い出してみると確かに受け取ったような気がしてきた。
引き出しの奥に、きっちり封をしてまとめて置いてあるフィルムを発見。ほっと一安心だが、物忘れがひどいジジイになった気分だ。現像所に「おさわがせしました、ごめんなさい」の電話。
午前中、昨年分の請求書を書く。午後2社に仕上がりの納品。うち1社は「東京人」。昨年末に撮っていた建築特集はこれで一区切り。今回は表紙の写真もすんなり決まりそう。
編集者と色々なカメラマンの撮影スタイルの話しになる。他のカメラマンがどうやって撮っているか知らないことが多い。
大御所写真家の意外な一面を聞いて驚く。ある撮影でアングルに悩みに悩みまくって1カット撮るのに1時間半。しかもそれが料理の撮影だったものだから、アングルが決まってさて本番という頃には料理はすっかり冷めてしまってレンジで温めなおしてもらったらしい。そのほか今まで僕が抱いていたイメージとはかけ離れた話しがたくさん出た。
大御所とはいえ、やっていることは僕らとあんまり変わりはなさそうだ。