4日夜、米沢牛を出す焼肉屋。肉の脂が旨い。

7年前、富士見パノラマスキー場で肩を骨折してから遠ざかっていたスキーをまた始めようかと思っている。

2日の朝6時に東京を出発、米沢と福島の県境にあるスキー場に向かう。

このところ、どこのスキー場も人の入りが悪く、閉鎖が相次いでいる。このスキー場も例外ではなかった。「ワイルドブルー横浜」のような波の出る巨大プールまで併設した、オールシーズンリゾートを目指したが失敗し、昨年倒産。プールを中心としたリゾート施設は閉鎖、ホテルの経営権を地元の旅館経営者が買い取り、規模を縮小して営業を再開している。

スキー場のホテルに1泊したのだが、あまりのサービスの悪さに着く早々腹が立った。フロントの男の態度は横柄、おまけにチェックインの時間まで荷物を預けたいと申し出るとあっさり拒否される。理由は置いておくスペースがないからだと。ここは簡易宿泊所ではなくリゾートホテルのはずだ。その後も不愉快なことが続き、スキーをする前にグッタリしてしまった。

最初は腹が立ったものの段々哀れになってきた。再建に向け頑張っているのだろうと思う。このスキー場は小学校の時から来ている。つぶれてほしくはない。ただ救世主のようなトップが現れない限りもって数年といった印象だった。

スキー場自体は、高低差こそ大してないが、バリエーションは多くボーダー、スキーヤーともに楽しめる。リフトの搬送力もそこそこあり、待ち時間でいらいらすることもなかった。3日の日は天気が最高によく、久々に気持ちよさを味わうことが出来た。天気のいい日のスキーというのは変えがたい爽快感がある。

スキーはカービングスキーが主流。僕はといえば7年前の190センチ以上ある板(サロモン9Dエキップ)と、9年前の薄くて硬い「ラング」の靴を履いている。友人のカービングスキーと交換して履いてみて驚いた。引っかかりが少なく抵抗なくスキーを回すことが出来る。こぶ斜面でも有効そうだ。でも癖でついつい足を踏み変えてしまう。両足同時操作というのは頭で分かっているのだがなかなか出来ない。このところのスキーの性能のアップは凄いらしい。

カメラと一緒で、スキーを変えるためには道具を変えなくてはいけないかも。

3日夕方から10年ぶりの同窓会。高校時代に撮った写真50点ほどを会場に展示。これほど受けた写真展は始めて。5日、朝4時半に米沢を出発、9時ちょうどに江古田に着く。