昼、数ヶ月ぶりにロイホ。オムライスはいける。

朝7時暗室に集合なのに、元アシWが寝坊。出版社勤務になってたるんでいやがる。現地集合ということにして、アシスタント見習いTと上野の現場に向かう。「東京人」建築特集の撮影で、上野の国際子供図書館を撮影。

国会図書館のレトロな建物を生かし、再生利用している。安藤忠男の設計なのだけれど、新旧がマッチしていてとてもいい雰囲気に仕上がっている。デートスポットになっているのもうなづける。

シノゴを使って撮る。ワイドエボニーにスーパーアンギュロン65ミリ。天気が悪くて外観は後日ということになったが、中を5ヵ所ほど丹念に撮影する。シノゴは気持ちいい。写真を撮ってる、という気分になる。

アシスタント見習いTは、元アシWから色々説明を受けている。覚えることがたくさんあるから大変だ。撮影終了後、ファミレスで昼食。元アシWの近況を聞く。撮影の仕事が始まったらしく毎日が楽しいらしい。何がいいかといえば、フィルムは使い放題だし、スタジオでいくらでもテストが出来るのがたまらないらしい。話しを聞いているとついつい社カメも悪くないかもと思ってしまう。

暗室に戻り、アシスタント見習いTに機材の使い方のレクチャー。ストロボのソフトライトボックスをうまく畳めなくて悪戦苦闘。30分やったところでギブアップ。Wが簡単に畳める技を教えて何とかできるようになる。アシスタントをするには腕力が不足か?車を真っ直ぐしか走らせることができない(要するにバックの車庫入れが苦手)というのも気になる。ハッセルのマガジンを持って帰らせて次の撮影まで完璧に扱えるよう宿題を出す。

しかし、とりあえず見切り発車。負けず嫌いの一面も見せているのでなんとかなるかな。まあ来年からが勝負だ。