来年のルデコは10月15日から

 

ルデコウィークが終わった。最後は台風の影響で慌ただしかったが、無事終わることができた。参加してくれた皆さん、来てくれた皆さんありがとうございました。

 

80人を越す人数の展示は想像以上の密度。カラー、モノクロ、デジタル、フィルム、クラシックスタイル、コンテンポラリー、なんでもある。サイズも壁一面からチェキまで。

見に来てくれた方々の感想の多くは「よくまあ、これだけバラバラの個性が集まって成立するものですね」というものだった。多くのグループ展は、その集まりごとのテーマを持ち、まとまりがあるもので、それゆえグループ展ということになる。

 

その「らしさ」がないのが「らしさ」になっている。ということだと思っている。

 

参加してくれた女性の10歳になる娘さんがルデコに来てくれた。その夜にお母さんにに話したことが全てを物語っていたので驚いた。

 

「お母さん、写真の人たち、個性ありあり!!個性的な人が多いよね。あんまり普通にいない。でも、個性的だけど自分の個性を押し通すんじゃなくて、違う個性の人の写真を見ていろいろ感想を言ったり、自分の写真に対する他の人の感想をたくさんよく聞いて、『こういう風に感じる人もいるんだなぁ』って違う個性を楽しんでいるんだね。だから、わたしの話も良く聞いてくれて、みんな優しい人だったんだね。」

 

僕がグループ展でやりたかったのはまさにこれ。そして今ワークショップでいつも言っていることです。