カツオの生節のパスタを久しぶりに作ってみた。

日曜日と月曜日は、多くのコマーシャルギャラリーがおやすみだ。なので今日は僕もお休み。

10年くらい前に「お客さんが多い日曜日に、なぜコマーシャルギャラリーはやらないのか?」とあるギャラリストに尋ねたら「平日ギャラリーにやってこれるような人じゃないと作品は買わないから」と言われたことがある。ああ、そういうことか、見せるんじゃなくて売ることが優先されるわけだと気がついた。

コマーシャルギャラリーの目的は、もちろん作品の販売である。ある有名なギャラリーで人気作家の作品を展示したとき、来場者は多いのに作品がさっぱり売れない。人が多いせいでゆっくり見ることもできず、顧客も怒って帰ってしまう。ついには入り口に「作品を買わざるもの、入るべからず」と貼り紙をしたそうだ。

別のギャラリーオーナー曰く「八百屋に入って大根を褒めて帰ってもしょうがないだろうよ」。確かに(笑)

日本でギャラリーというとメーカー系やレンタルギャラリーが多く、見せる場所として機能してきた。ところがヨーロッパやアメリカでギャラリーといえば、ギャラリストが作品を集めて販売しているセレクトショップのようなもの、という認識がある。あちらではレンタルギャラリーという発想はないのだそうだ。

日本でいうなら、骨董屋さんは買う場所であり見に行く場所ではない、というと分かりやすいか。骨董屋さんもまた、店主のセレクトショップである。

つまりギャラリー冬青はオーナー兼ギャラリストの高橋国博のセレクトショップだということができる。1月の売り物が渡部さとるのモノクロプリントということだ。 

と、ここまで書いて、買わないと見ちゃいけないのかと言われそうなので。ギャラリー冬青はそんなことはないです。その気がなくてもどうぞお越しください。来て貰えるのはとても嬉しいですから。プリントだけではなく、写真集も置いてあります。 

さてギャラリー冬青ができて12年、近頃は海外とのネットワークが広がっている。現在ニューヨークでは青木弘さんが個展を開いている。高橋社長と3人の作家は展示打ち合わせのためにパリ、ミュンヘンバーゼルのギャラリーを回る2週間の旅に出ている。ミュンヘンではプレスカンファレンスが用意され、パリでは最も有名な写真ギャラリーにも行くことになっているそうだ。

珍道中は間違いないな(笑)