どういうわけか先月、今月と銀座特集の撮影が続いた。銀座ゆかりの人や作家などのポートレート、それに新しくなった銀座の風景の撮影だ。
カメラは相変わらずキヤノン5D3とソニーα7。ずっとキヤノンを売ってフジにしようと思いつつ踏ん切れてない。
メインは5D3に24-70F4ズーム。撮影していてちっとも面白くないのだけれど、これほど信用できる組み合わせはない。とにかくどんな状況でもちゃんと写る。当たりもないが外れもまったくない。2005年の初代5Dから使っているので操作は体に染み込んでいる。背面ダイヤルの使い勝手は他のメーカーのものよりも数段いい。これが操作性の肝と言ってもいいほどだ。
機械的な信頼度も高い。3年間使って一度も故障したことがない。どんなに重いレンズでも受け止めることができるボディ剛性だ。そこへいくとα7は少々ひ弱な印象を受ける。
引きでしっかり撮らなければいけない時はキヤノン、ポートレートや印象的な絵が欲しい時はα7にライカやコンタックスの単焦点レンズを付けている。ミラーレスだとオートフォーカスの必要を感じないから実はソニーの専用レンズを持ってない(笑)
印象的な、という感覚はズレとか揺れによって引き起こされるものだと思う。だからそういった場合は絞りを開けて使っている。コンタックスの85mmf1.4なんてどんなに薄い光でも拾ってくれるからライティングの必要がない。楽チンだ。それもこれも、しっかり屋のキヤノンがあればこそなので手放せないわけだ。
しばらく仕事はこの組み合わせでいいとして、最新のデジタルカメラが何か欲しい。で、iPhoto7plusにした。性能は新年会クイズで証明済みだ。2焦点レンズ搭載。よほど暗くない限り相当な性能を見せる。コンパクトカメラが売れなくなるのもしょうがないわな。