本日19時からギャラリー冬青にてトークショーです。

本日金曜日、19時からタカザワケンジさんとのトークショーは、一応定員になっていますが、まだ押し込めば入れます(笑)よろしくお願いします。
申込先
http://d.hatena.ne.jp/satorw/20170106/1483676542

タカザワさんに初めてインタビューを受けたのが2000年に「午後の最後の日射」(モール)を出版したときだった。そしてこれが初めての写真集でもある。

当時「季刊クラシックカメラ」という雑誌があって大判の印刷の美しく、掲載されている写真もとても良いものだった。撮影しているのは田村彰英田中長徳、築地仁、飯田鉄と、錚々たる面子だった。

その雑誌にはA5版のムック「使う~」シリーズがあり、その中の「使うローライ」の中のインタビューを受けた。これが僕がマスコミに出たほぼ初めての経験だった。
http://www.satorw.com/column/co01.html

その後初めて冬青で写真展をしたときと、最初の「da.gasita」展示のときに話を聞いてもらっている。
http://blog.livedoor.jp/gallery2c/archives/50567074.html

いずれも節目に話を聞いてもらっている。

今までたくさんの方にインタビューをしてもらったけれど、タカザワさんは特別。なぜかというと、上がってきた原稿に1箇所も赤を入れる(訂正する)必要がないのだ。しかも自分が気がついていなかったことを明確にしてもらえる。

インタビューとはとても難しいもので、多くは僕の言葉足らずのため大きく意図がズレてしまう。そうすると確認のため送られてきた原稿を直さなくてはならない。送られてきた原稿に修整を入れるというのはなんとも申し訳ない気持ちになるものだ。

だからこそ、初期からずっと見てもらえている人がいるというのはなんともありがたいことなのだ。

話を聞いてもらえると、自分の中の考えが整理される。それが次に繋がるから誰に聞いてもらうかはとても重要になる。

「demain」は僕のターニングポイントだと思っている。だからこそ今回は是非にとタカザワさんにお願いしたのだ。

久しぶりにちょっと緊張気味だ。左眉がピクピクし始めた。