ホテルの朝食は外のテラスで。クロワッサンと卵がおいしい。

パリ駅前で一泊してTGVでアルルへ。

今年は歴史的な熱波到来らしく、日中は暑くて外に出るのがしんどい。アルル初日は事務局へ行って地図をもらったり、レビューの場所の確認をしたりで街をブラブラ。ゴッホカフェ広場でお昼にすることにしたのだが、態度悪い、美味しくない、値段が高い(ラザニア、ガスパチョ、ガス入りの水1本で4000円!)でガックリ。

宿に戻ると、屋久島でお世話になった宿の千々岩(チッチ)がホテルにやってきた。彼は昨年のパリフォトのレビューがきっかけで先月パリで個展を開き、そのままアルル入りしていた。

お昼のことを話すと「今フランスの知り合いの家をかりているのでそこで夕ご飯食べませんか。いいところですよ」と誘ってくれた。

スーパーで買い物をして家へと向かうと、旧市街のはずれにあるアパートだった。細い階段を上がると、まるで雑誌に出てくるようなセンスのかたまりのような部屋だった。メゾネットになっていて、そこにはテーブルとソファがあるテラスも。なんでこんなにおしゃれなんだ。

夕食はテラスで飲むビール、自分たちで作ったイワシとマッシュルームのパスタ、生ハムのサラダにワインだった。満足。

さて2日目、午前11時に一回目のレビュー。前日下見したにもかかわらず、ショートカットがアダとなり道に迷う。しかも下見した場所はレビュー会場ではないことが判明。バタバタで会場入り。

会場は8年前と同じ場所だった。ちょっと懐かしい。受付に行くと、なんとレビュワーが交通事故で来れず、キャンセルになっていた。

誰か他の人を探すからそこで待っててと言われたが、30分たっても一向に声はかからず。すると急にこっちへきてと言われてついていくと女性のレビュワーが待っていた。

開口一番「10分しか時間がない、とりあえず写真を見ましょう」。正式には1レビュー20分だから半分。ザッと見せて説明して、キャリアを語って、でも相手が誰だか分からない。

話しをしているうちに来月六甲フォトフェスティバルに行くレビュワーであり、2年前レビューサンタフェで一緒だったパブリッシャーだと分かる。

最後はここに連絡して、と手書きのアドレスをもらって終了。

疲れる前に終わってしまったという感じ。

気をとりなおして夕方2本のレビューに臨む。