18日水曜日はギャラリータントテンポに12時から終了までずっといます。

新しいカメラを買ったら当然使ってみたくなる。

ちょうど神戸元町のギャラリー「TNTO TENPO」でレビューサンタフェに参加した写真家のグループ展が開かれていて僕の写真も展示販売されている。

http://tantotempo.jp/newsite/

オープニングもクロージングのトークショーにもワークショップの日程の関係で参加できないだが、どこかのタイミングで顔を出そうと思っていた。

今でしょ。

ということで今朝、新幹線で新神戸へ向かった。車中でギャラリーに連絡すると、まさかの休館日。

月曜日、火曜日がお休みだったのだ。東京のコマーシャルギャラリーは日曜月曜がお休みのところがほとんどなので調べもせずに出てしまったのだった。

まあ2日か3日はいるつもりだったからいいか、ということで新神戸から小一時間の有馬温泉へ行くことにした。車内で「新神戸 温泉」で検索すると有馬温泉くらいしか引っかからない。この辺は温泉が少なそうだ。

有馬温泉は名前だけはよく聞くが初めてだ。バンコクパッポンの有馬温泉ならよく知っているが(笑)

大型旅館が林立しているわりには風情があるところだ。観光案内所で今日泊まれる一番安い宿を探してもらう。素泊まり5800円。

温泉は鉄分の多い茶色く濁ったお湯。舐めるとしょっぱい。刺激が少ないから気持ち良く入ることができる。

夕暮れまで街を歩く。α7を買っていなければ、どこかビジネスホテルへ泊まっただろうな。カメラが行く先を変えているようなものだ。

ローライにフィルムを12本ほど持ってきたが今日はα7だけ。レンズはズミルックス50ミリf1.4が一本。この組み合わせがちょうどいい。

52歳になってようやく50ミリが馴染んできた。20台の頃は50ミリが窮屈で窮屈で、その頃一番しっくりくるレンズは20ミリだった。

それから30台はズマロン35ミリの画角が生理的にぴったりきて一生このレンズだけでいいと思っていた。でも40歳を超えると35ミリが広すぎる感じがしてきてライカCLに40ミリをつけて撮っていたりした。

年齢とレンズの焦点距離が一致するこということを言ったのは写真家高梨豊だが、これは長年撮り続けている人にだけ分かる真理だ。見えるものは変わらなくても情報処理能力が落ちてくるのだろう。

α7とズミルックスで撮った写真をFacebookのファンページに載せておきます。今までうまくFacebookを使えていなかったけど写真を載せて置く場所としては便利かもしれない。
https://www.facebook.com/pages/Satoru-Watanabe/148447665212446?ref=hl

18日水曜日はギャラリーにずっといます。どうぞお越しください。