昨日はぎっくり腰寸前だった。

昨日CP51が届いた。

普通の業者じゃなくて、引っ越し便がやってきた。軽く腰の高さまである段ボールに梱包されていた。2階まで階段で運んでもらったのだが、あまりの大きさと重さに業者の人が「いったいこれ何なんですか?」

これは写真用の印画紙を現像する機械なんです、と言ってもハァ、という答えしか返ってこない。そりゃそうだ。

おそらく最後の新品。上田義彦も藤井保も蜷川実花も使っていたCP51。

<大全紙卓上型自動現像機。
CP51は、最大、大全紙(510 x 610mm)サイズのRCペーパーでのカラーネガポジ現像が行える卓上型印画紙自動現像機です。手焼きの作品は大伸ばしになるほど完璧な現像処理が要求されます。安定した処理。優れた現像管理、まさに、大伸ばしプリントに必需品の自動現像機です。>

これで3代目となるCP51だが、新品は初めて。元アシスタント古川、泉、現暗室番Sに手伝ってもらって設置。既存の乾燥機とジョイントさせて水を張って試運転。

今まであったガタンガタンという振動は皆無。シューというなめらかな音がする。ついでにCP31も新しいものと交換し、暗室レイアウトも変えた。あとはSにカラーの試し焼きをしてもらって設定を出すだけ。

暗室が生まれ変わったような感じ。

これでやるべきことは片付いた。今日はどこにも出かけない。月曜日出発のネパールの旅支度だ。何のカメラを持っていくか。現在ローライと八セルが最終候補にあがっている。今回はトライX。

でもCP51を使いたいからカラーという手もあるな。