iPhone見つかりました。お騒がせしました。
facebookになくしたことをアップしたところ「僕は本と本の間にはさまってました」とコメントがあった。
まさかそんな、と思いつつも積んである雑誌の山の中を探している時に閃いた。
印画紙の箱と箱の間じゃないか?
急いで暗室に飛び込んで印画紙の箱をどかしてみると、白いケースに入ったiPhoneが見えた。
かなりの量の箱に挟まっていたから全然気がつかなかった。これでとりあえず一安心。
回線の停止や解除もお店にいかなくてもネットからできるのね。とりあえず回線停止を解除するとすぐにiCloudにサインイン。
これでアプリを使ってiPhoneを探せるようになった。
20年前、NTTがdocomoとしてmovaという機種を出した。これが僕の携帯始め。
それまでのものと違ってmovaはポケットにはいる大きさ。初期契約費用は20万円で、機器レンタル代を合わせると一ヶ月の通信費は2万円以上。もちろんメールなんてない。待ち受けは4時間くらいで、20分通話すると電池がきれた。
だからいつもは電源をOFFにしていた。本当に急用の時だけ使う。周りに携帯電話を持っている人が少ないから携帯同士のやり取りなんてほとんどない。持っていると周りから驚かれた。
携帯は特別なもので、できるビジネスマンを装うために製品モック(ディスプレイ用のもの)の電話を持つ人がいたほどだ。
2000年を超えたあたりで携帯は特別なものではなくなった。その頃には持っていない方が特別なこととなってしまった。
なくしていた二日間「携帯なんてなくてもいいや」と皆に強がったものの、全員が持っていて一人だけ持っていないというのも都合が悪いということにあらためて気がついたのだった。