ワカサギの唐揚げ。鰹のお茶漬け。日本酒。

新宿エプサイトで森崎 健一 写真展
「紙は神なり」
2012年3月2日(金)〜2012年3月15日(木) 


中野ギャラリー冬青で宮嶋 康彦
「櫻 Sakura」
2012年3月2日(金)〜24日(土)

二つの写真展 に共通しているのが和紙を使っていること。

特に森崎さんは和紙であることに徹底的にこだわっている。

和紙であることの意味合いは、他のペーパーでは作り出すことのできない紙の地を使ったハイライト部の描写にあると思う。通常の印画紙やペーパーでは得られない「白地」の表現。

言い換えれば「間」の表現で、これまで写真ではタブーとされてきたものだ。

インクジェットプリンターを使ったデジタルネガ銀塩プリントやプラチナプリントなど表現の幅はどんどん広がっている

先日見たPGIの清家さんの写真はデジタルカラープリントだった。「デジタルを使うことで自分が欲しくなるカラープリントが作ることができた」というコメントがあった。

じゃあ、自分はどうしたらいいのか?積極的にデジタルを使うのか、銀塩を前提にするのか。

新しい表現を見るたびに心が揺れる。