朝6時半、薄暗がりの窓の外を見ると雪が舞ってなかった。
身支度を整えて外に出ようとしたら急に雪が降り始めた。宿の玄関にあったビニール傘を手に取り外に出る。これでファインダーに入り込む雪を減らせるし、フィルム交換もやりやすくなる。
朝早くからあちこちで雪下ろしをしている。大きな塊が空からボンボン降ってくる。壮観だ。
一キロ先の離れ宿を目標に雪道を歩く。途中、急に晴れて一瞬だけ日が差し込む。この瞬間を待っていた。
一時間半歩いて宿に戻り朝食。すぐにまたバスの時間まで外に出る。
前々回はトライx8本、前回は10本、今回は16本と徐々にペースが上がってきた。
どんなものが撮れているのか。それはプリントするまでわからない。