毎日ルデコの階段を下から上まで駆け上がるのだが、4階で息が上がってしまう。

ワークショップ2Bグループ展は無事終了。来ていただいた皆様ありがとうございました。


今回は通常の2F3F以外に6Fと地下(隣のビル)で以前の期の有志が集まっての展示があり、「ルデコジャック」のような感じだった。金曜日からの3連休ということもあり会場は熱をはらんだ空間になっていた。

2F3Fは気がついたら全て銀塩(一人だけプラチナプリントがいた)。これは意図したことではなかったので驚いた。

写真家の有本さんが来てくれてその話になった。彼は長年専門学校の講師をしている。有本さんは完全銀塩派だが生徒の中にはハッセルにフェーズワンで撮っているものもいるそうだ。

僕がアナログを使う理由は「暗室の方が頑張れるから」の一点につきると思う。ハッセルにフェーズワンを付けた学生は暗室よりモニターの前のほうが集中できるという。それならデジタルを使った方がいいに決まっている。今回は暗室の方が頑張れる人が多かったというわけだ。

地下と6Fは2年前に一度グループ展をやっていて、その後各自で活動を続け、再び集まっての展示となった。2F3Fの終了展に比べ余裕を感じる。グループ展だからできる色々な企みが見える。

自分で考えて、自分の好きなようにやる。よく言われる言葉だけど、これはなんでも好き勝手にやっていい、というのではないと思う。ベース(基礎力)があってこそ成り立つものだ。そしてグループ展で試したことを今度は個人的な制作に生かしていく。

次の2Bのグループ展は来年3月20日から。次の準備は今週から新しく始まるのだ。