おわりのはじまり

2Bグループ展無事終了。お越しいただいた皆様ありがとうございました。

この頃は毎回来てくれる方も増えてきて、多くの写真家も会場を訪れてくれるようになった。数えてみたら今回が13度目の展示になっていた。

でも毎回毎回、参加する人は新しくなるので、いつも一から作り上げている。展示をするのが初めてならプリントするのも初めて。テーマも何も考えられないから、ひたすら撮って焼いてを繰り返すことで写真を作っている。

日々の仕事を終えて毎夜プリントをしなければならないし、週末は確実に写真で消えてしまう。参加したメンバーは「なんでたかがグループ展なのにこんなに大変なんだ?」と思ったはず。仕事以外の何の得にもならないことを馬鹿馬鹿しいほど一生懸命にやる。

「もうこれ以上無理!」と言い切れるほどやったから会期中は幸せな1週間が過ごせるのだ。僕は「グループ展は大人の文化祭」だと思っている。

大変な思いをした人ほど面白い。これは13回の展示の経験から得た真実だ。

次回グループ展は来年3月の末。今週からまた一から準備が始まる。