7月3日は2時よりギャラリーにいます。

今日から写真展スタート。

胃が痛い...

こんな気持ちになったのは初めてだ。今回の写真展は本当に素で撮っていて何の技もてらいもない。それだけに裸を見られているようで。

冬青での写真展はプリントの販売に重きをおいている。たくさんの人に見てもらうとともにギャラリーの運営、作家の収入となる売り上げを考えなくてはギャラリーも作家も成立しない。

今回の展示では11×14インチのプリントが42000円となる。前回の展示で販売し、初期ロットが切れた3枚については75000円。

今回に限りWEBサイト及び写真集「traverse」の中のプリントを11×14インチのプリントが42000円、8×10インチのプリントが35000円でプリントします。

買ってください。ギャラリーで買っていただくことが作家として続けていける唯一の道なのです。

webサイト http://www.satorw.com/ がリニューアルした。

一部英語対応にし、海外からのアクセスを考慮。今回写真展の「da.gasita2009」とカラー作品「a day」を新しくアップ。「web works」ではネット上にあるインタビューや原稿を一覧できるようになっている。将来的にはその一部も英文化したい。

昨日、写真展の搬入を終えてから銀座のリコーフォトギャラリーRing Cubeに行ってきた。

このギャラリー、日本で一番地価の高いところにある。誰でも知っている銀座四丁目の三愛ビルの上にあるのだ。

10Fではハービー山口さんの写真展をやっている。川崎市民ミュージアムでやっているのも見にいきたいのだが。リコーでやっていたのはミュージシャン ケメストリーを撮影したもの。音楽番組の企画。魅力的な仕事だ。

9Fではhanaさんが小さな展示をしている。新しく出る本のプレ写真展。今回のテーマはハワイで散歩。

ギャラリーには珍しく誰でも使えるソファーブースがある。長居をしているとどんどん人が集まってきて、そのほとんどが何かの縁で繋がっている人ばかりだった。

このご時勢、無駄なスペースはどんどん切られていくが、こんな無駄とも思えるところから生まれるものも多いはず。

20年前のキャノンのプロサービスを思い出す。狭いところに人がひっきりなしにやってきて情報を交換の場所になっていた。用もないのにタダのコーヒーを飲みにやってくる人も多かった。僕もギャラリーに寄ると裏まで顔を出して無駄話を楽しんだ。

リコーのギャラリーもそうなればいいのに。場所は大事。