ワークショップ29期募集中

レイヤーの使い方を覚えたら面白くてモルジブのデータをもう一度作り直してしまった。今までだったらOKのカットもついつい整えてしまう。いくらでもやれるということは、いつまでたっても終わらないということだ。打ち合わせギリギリの時間までパソコンの前にいて飛び出すように事務所を出た。

実は来週からアムステルダムなのだ。今回は旅ものではないのだが1週間ほどの日程になっている。その打ち合わせを終えてからモルジブの原稿を編集部に納品。帰りに四谷三丁目トーテムポールに福山えみ写真展「月がついてくる 4」を見に行く。これで彼女の個展を見るのは3度目だが随分と写真が「厚く」なってきた。DMになっている写真に特にそう感じる。

自分の写真展が近付くと、他の作家の写真を見たくなくなる。生理的な本能なのかな。影響をおそれているのかもしれない。この間もコニカミノルタでやっていた「風の旅人」のグループ展で有元伸也と山下恒夫の写真を見て「ああ、こりゃすげえな、見なきゃよかった」とため息がもれた。冬青でやっている山下恒夫の個展はまだ見ていない。

7月にwebサイトをリニュアルするにあたって、ギャラリーのページのキャプションの英語化をデザイナーに求められた。やらなければならないのはずっと分かっていたが、見て見ぬふりをしていたのだ。一日唸りながら簡単なキャプションをひねり出し、今日確認のためフェイリンに見てもらう。2時間みっちりレクチャーを受け、事務所に戻ってまた英文の制作。合間には新宿ヨドバシで買い出しをし、来週の準備。

明日から2日間は個展用のプリントだ。