ワカメのサラダ、肉豆腐、鰹。

明日から韓国。金曜日から月曜日までの4日間だ。韓国の写真家7名と日本の写真家7名がお互いの写真を見せ合うセッションだ。そのほかに大学でのスライドショーの予定もある。

3日間の間にギャラリー周りもする。向うのギャラリストに写真を見てもらう予定だ。

これらはギャラリー冬青が企画し、写真家に声をかけたものだ。若い写真家が多いのだが、その中に大学時代の同級生もいる。

我々は同級生の中でも極めて出来が悪かったなあ、と会うたびに挨拶代わりに言い合う。まさか20年たって一緒に韓国にセッションに行くことになるとはね。

今日はヨドバシカメラに買出し行く。イタリア行きの分もあるのでフィルム80本、現像液、印画紙、インクトナー、カメラバック、その他もろもろ。久しぶりにカードを切りまくる。

新宿のペンタックスサロンに645Nをメンテナンスに出す。色々直してもらって2万円くらいかかりそうだ。これは来週の引き取り。

結局カメラは645Nをメインにすることにした。デジタルは悩んだあげくオリンパスE−3になった。どうしようか悩んでいると言ったら知り合いのカメラマンがオリンパスからE-3セットを借りてきてくれたのだ。

画質設定をヴィヴィッドにすればRAWで撮らなくてもいけそうな感じだ。JEPGで露出を変えて撮ればいいかな。予備には昨年買ったE-510がある。バッテリーも共通だし便利。

でも最後の最後で逆転することも十分考えられる。まあいつものことだ。

日記を読んでくれている方が、「NUMBER46号」を送ってきてくれた。特集スポーツ写真、各スポーツ新聞社のエースカメラマンの座談会が大きく扱われている。日刊スポーツ写真部も写っていた。

それは僕が大学4年生の時に読んだ号なのだ。そしてその本がきっかけでスポーツ新聞に入社することを決めた。スポーツカメラマンってかっこいいと思ったのだ。

あの号がなかったら新聞社に入ろうなんて思わなかった。当時コマーシャル写真が主流で報道写真は敬遠されていた時代だ。

自分の運命を決めたような1冊ともいえる。読んでいくと、当時何度も読み返したことを思い出す。そして当時エースだった座談会に出ているカメラマンより年齢を重ねている自分に驚く。

でも記事の中の彼らは僕にとっていつまでも憧れであり続けている。