中華街で2680円飲茶食べ放題。おいしい。

小雨の中、山下公園で開かれた「ONE FOR ALL」のイベントに行ってきた。

イギリスのアーティストアントニー・ゴームリーが日本で参加型アートを制作するというものだ。

公園に集まった600人で「人」という形を作るという。なんでそれがアートなのか?よく分からないがU2のボノも来ると言うし妻を誘って行ってみた。

アフリカ開発会議(TICAD4)が横浜で開かれていて、それに合わたものだ。

「世界の貧困を撲滅するために、一人がみんなの声になり、みんなが一人の人になる。この貴重な意義をもつイベントに、ぜひあなたも参加し、ゴームリーと共に「人」となってください。この日のあなたの行動を通して、あなたは世界で貧困にあえぐ人々の声なき声を、世界へと発信するのです。」と、パンフレットに書いてある。

てっきり地面にラインが引いてありそこに誘導されるだけかと思っていた。ところが会場一杯に黒いシートが貼ってあるだけ。

600人が会場の真ん中に集められる。ゴームリーが拡声器で主旨と方法をを説明する。「全体がどうなっているか上空からの映像が大型モニターに映ります。それを見ながら自由に移動してください」

まず小さな丸を作ってみましょう、と声がかかる。なんとなく動くとモニターにその様子が映しだされる。面白い。自分は600分の1だが確実に全体を動かしているという気分になってくる。

丸が変化し、子どもが書くような人の絵に変わっていく。ゴームリーは指図するというより皆を扇動してくアジテーターだ。

きれいな人の形になった時は感動した。自分が動くと形がほんの少し変わるのがモニターで分かる。

一度ばらして大きな丸を作り、漢字の「人」の形を作り、再び人の絵の形を作る。会場がとてもいい感じになっていくのを感じる。