薩摩揚げとチクワブの煮物。水菜とベーコンの炒め物。

木曜金曜とゆっくりしようと考えていたら、大荷物がドーンと届いた。パソコンだ!

梱包を解き中身を出すと、立派なタワー型本体と22インチ液晶モニターが出てきた。前回買ったタワーよりデザインが立派である。間の抜けたスタイリッシュ、いやスタイリッシュにしたかったけれど諸般の事情でこうなりました、というデザイン。

とりあえずデザインはどうでもいいでのでセッティングを始める。現行パソコンのコードを全部抜き、新しいものに繋いでいく。長年使ってきた21型CRT(ブラウン管)モニターを新型液晶に置き換える。

周辺機器を整えてメインスイッチオン。今回からOSはXPからVISTAになった。動きがMacぽい。なんだか使っていてしっくりこない。フォルダーやファイルのアイコンも変わった。見づらい。

その後VISTA問題が噴出。XPで使えたものが使えなくなるものが出てきたのだ。中でも一番困ったのが一番使用率が高いオリンパスのプリンターP400がVISTA対応のドライバーを供給していないのだ。

アメリカではまだ販売をしているところがあるはずだからネットで調べたがアメリカでもなかった。

どうしたらいいんだ。いちいち昔のパソコンに転送してなんて面倒くさいことは仕事でやってられないし、かといって専用紙とインクリボンは数万円分ストックが残っている。それにまだ新品未使用の本体が1台が予備にとってあるのだ。

オリンパスのプリンターが使えないとなると仕事に大きく影響してくる。プリント納品をあきらめなくてはならなくなるのだ。数年前に製造を中止している機種だから仕方がないといえばそうだが、まだまだ現役で使えているのに。

XPをVISTA上で走らすバーチャルOSも考えたがこれも面倒だ。そのほかにもモニターの明るさや正しい色を測る測色機もソフトが未対応で使えず。

モニターにプリンター、オーディで言えばプレーヤーとスピーカーが使えないというとんでもない事態だ。

とりあえず手持ちのソフトとすべてのドライバーを入れてみたが、液晶モニターに映る画像がしっくりこない。

結局次の日にサブモニターとして以前のCRTを繋ぐことにした。測色できないので、納品済みの完成ファイルを呼び出して記憶を頼りに濃度を調整する。

これでなんとなくは使えるようにはなった。後はVISTA用のものをこれから揃えていかなければ。

それにしてもオリンパスのプリンターは大打撃だ。