鰤の照り煮、紀州の南高梅干。

「日本カメラ」月例コンテスト審査のため編集部へ。今回は入賞を決めるのに、ものすごく悩んだ。自分で選んでいて言うのはなんだが、どれが入選でどれが落選かなんて決定的な決め手などない。

先月編集者から「バルナックライカ」で撮った作品とそれについて文章を書いてもらえませんか、と依頼があった。「バルナックは持ってないからダメだね」と言ったら「それならカメラは手配しますよ。何か使いたいカメラはありますか?」と聞かれた。即答で「3gと沈胴ズミクロン!いや、ここはスーパーアンギュロン21ミリだな。それと外付けファンダー」

それを今日貸してもらった。レンズが小さい。カメラも小ぶり。帰りの電車の中で取り出して空シャッターを切ってみる。いい感じだ。

それを持って年末は米沢に帰る。スーパーアンギュロンで撮る冬の米沢だ。