久しぶりにマックへ。考えたらハワイで食べて以来だ

一年ぶりに作家石田衣良の撮影。今回も自宅へ伺う。

相変わらず地下にある書斎は美しく保たれていた。部屋を雑然とさせないで美しいままキープできるのは一種の才能だ。

明るく、広く、撮影のために用意されたような書斎のため、何の苦労もなく撮影終了。

撮影が早く終わったので東京都写真美術館東松照明展を見に行く。http://www.syabi.com/index.shtml

戦後から70年台の写真は人が中心にすえられている。ところが80年代になると作風はガラリとかわりコンセプチュアルなものへと変化していく。前半のところどころに後半への布石が見える。

前半の熱が前に出ていた写真から、後半の奥へ秘めた熱の持ち方に変わっていくのが面白い。

展示写真のマットには、数ミリの余白がつけられたものと、余白がないものがある。余白があるものはインクジェットプリント、ないものは銀塩プリントだと分かるようになっている。

余白があるかないかでしか、その差は判断できない。キヤノンの新型プリンターで印刷されているようだ。

地下では「キヤノン新世紀」3階ではコレクション展「昭和1945〜1985」をやっていた。

「昭和」の展示が予想以上に面白かった。現役写真家を網羅したようなオールスター勢ぞろいの写真なのだ。

都写美が作家から買い上げたコレクションを昭和という切り口で展示してある。

本では見たことがあるがオリジナルは初めてというものが多かった。

ここの展示も85年を境に写真から人が消えていく。この展示を見ていくと同時代性というのが理解できるし、それがどこからつながってきているのか分かってくる。

帰り道、三越の売り場を通って駐車場に行くのだが、その売り場でひっかかってしまう。バックを新しくしたいと思っていたのだ。

なのに靴売り場で革製のスニーカーを見つけてしまうと、そのまま試着し買ってしまった。1万8千円だ。自分が靴に払えるMAXといっていい。衝動買いに近い。

ヨドバシ新宿西口店によったら、ますますフィルム売り場が寂しくなっていた。もうこの場所がなくなってしまうんではないかと心配だ。

シノゴ用のトライXを購入。久しぶりにフィルムホルダーに詰めて使う。