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六本木から銀座キヤノンギャラリーへ。HARUKI写真展「普通の人々」

会場を埋め尽くす大型展示に圧倒される。ただ展示サイズが大きくても驚かないが、写っている内容が凄い。「普通の人々」を撮っているのに特別な写真だ。

同じポートレートを撮るものにとって嫉妬すら感じてしまうほどの、いやもうそんな小さいことなどどうでもいいやと思える写真だった。

今まで酔っ払っているHARUKIしか見たことなかったが、今日は尊敬を感じてしまった。どれだけ良かったかと言えば、絶対人の写真を褒めない鬼海弘雄さんが「くやしいから褒めたくない」と最大級の賛辞を送ったくらいだ。明日16:00までやっている。

銀座から秋葉原UDXビルtimeAギャラリー へ。新しくできたこのギャラリーショップでワークショップ2B内の公募でつのった秋葉原の写真を展示している。

オープンとアルル行きが重なり、ようやく今日行ったのだが残念ながら火曜日は定休日。それでも外から見える展示だったので、どんなものか確認だけしてきた。展示は7月23日まで。

秋葉原から中野へ。冬青に顔を出す。名古屋から来てくれた人がいた。今週金曜日のトークショーはまだ空きがあります。

夜7時までいて、中野から御茶ノ水バウハウスギャラリーへ。横木安良夫「GXトラベラー ベトナム・ニッポン」のオープニングへ。

横木さんのところには、いつも人が集まってくる。会場は雨の中大勢の人がいた。

横木さんが撮るとGRDでもGX100でも艶を感じる。コンパクトデジカメだからテクニックのほどこしようなどほとんどない。ほんのわずかのデジタルプリントテクニックだけだ。しかもそれは自分のサイトで全て明かしている。

横木さんとい「同じような」ものはちょっとやればできてしまうだろうが、その差をつめることはできないはずだ。

作品はマットがついて1点2万5千円といつもの低価格。「ギャラリーが変わったからといって値段は変わらないよ」

なるほどもっともな話だ。