土曜日のワークショップは新宿中央公園でポートレート実習。2ヶ月前は木々の葉っぱがまったくなかったのに今日は緑が生い茂っていた。天気といい、日差しといいポートレート撮影にはベストな状態だった。
撮影が終わった後、皆で食事。それからエプサイトギャラリーへ藤井秀樹写真展を見に行く。花をモチーフにした展示だった。花を撮る人は多いがめったにいいものはない。しかし今回は大当たり。自分で育てた植物をジナーのシノゴで撮っている。写真集があったので即購入。
外に出ると雷。大粒の雨が降り出した。車で目黒のコスモスギャラリーへ。飯塚達央写真展「カムイミンタラ」。http://bwphotography.jugem.jp/?eid=41
インクジェット用紙「ピクトラン」を使ったモノクロ写真展で、あちこちから評判は聞いていた。明日で終わりなのになかなか行けず、ようやく今日見ることができた。
インクジェットのモノクロプリントもここまできたか。黒のしまり、ハイライトのディティール、銀塩プリントをはるかにしのいでいる。銀塩プリントが全てではないことが分かる。
それにしても驚いたのが、一番好きな写真がKissデジで撮られていたことだ。そのほかにも20Dで撮られたものも多い。やっぱりデジタルとインクジェットの相性はいい。
もはや銀塩モノクロの進む道は「写らない魅力」しかない。
