オリジン弁当の「豚トロ丼」がおいしくて驚いた

川瀬直美の映画は「記憶のダンスじゃなくて「追憶のダンスでした。

さて、写真集の構成は完全に行き詰まり。たった数ページのために最初からやりなおし。

一度完璧に仕上げてしまったから、わずかの変更もきかないのだ。もう一度B5版の紙に両面印刷して組んでみる。

気分転換にPGIの清家冨雄写真展に行く。初日なので清家さんと会えた。写真はイギリスの田舎鍛冶屋。清家さんと言えばライカ、という印象が強かったが意外やフォーマットを使い分けている。

今回は67のサイズ。リンホフにイメージサークルの大きいライカの接写用レンズ120ミリズマールを取り付けている。ああ、やっぱりライカなんだと妙に納得。

印画紙はフォルテの号数紙フォルテッツオ。最終イメージが撮影する前からきちんとあって、そのために印画紙を選び、それに合うようにレンズを考え撮影するそうだ。そんな話を伺ってからもう一度写真を見る。

おじいさんが入ってきたな、と思ったら写真家の石元 泰博氏だった。驚いた。小柄だ。あの身体でエイトバイテンを担いで東京を撮っていたのか。

四谷三丁目のギャラリー「ゑいじう」でワークショップのグループ展をやっているので見に行く。
http://www011.upp.so-net.ne.jp/eijiu/

正方形のフォーマットで「Blue」をテーマに撮影している。なのに今回は全員モノクロ。モノクロでBlueを表現するわけだ。

その中でインクジェットでモノクロ出力している作品があった。表面がキラキラ光る面白いペーパーを使っている。ピクトリコの「局紙」という紙だ。

仕上がりが製造中止となったバライタ印画紙「エクタルア」に似ている。帰りにヨドバシカメラで買って帰る。

夜はミャンマー隊の集まり。バンコクの怪人DrTを囲んでの食事会。

今年は無理だが来年あたりにもう一度行って見たい。撮りたいものができたのだ。